よく、街中で色々な物が配られている。

しかし、はっきり言っていらないものがほとんどである。

そんな物を貰う時間があるなら、ファミ通読んでた方がマシというぐらい、時間がもったいない。

そこで、俺は街中では常に戦う事にしている。





街中を歩いていると、ティッシュが配られていた。


女「すいませ〜ん、これ、どーですかぁ〜?」

俺「いやぁー、いらないっすねぇ〜」

女「え〜、貰ってくださいよー、武富士ですよ」

(だから、いらんねん!!)

 「あー、今、ティッシュ山ほどあるんで」

女「嘘つき」

(慣れなれし!!何やねん、こいつ!!) 

 「あー、じゃ、また山ほどティッシュを使い切ったときに通りますんで」


第一戦目は無駄に時間を食ってしまった。

歩いていると、第二の敵アンケート調査である。

男「すいませ〜ん、アンケート答えてもらえますかねぇ〜?」

俺「いやぁ〜、時間ないんでぇー」

男「ほんの3分ですよ、4,5分ですよ」

(序所に長くなってるやろ!!絶対時間とるやん!)

 「あー、すいません」


ここでも思わぬ時間を使った俺は、かなりイライラしていた。

もはや情など皆無だ。

叩き潰してくれる。

同じアンケートがまた前のほうでやっていた。


女「すいませーん、アンケートいいですかぁ?」

俺「いや、急いでるんで」

女「3分だ、、」

俺「3分を争ってます!!」

女「ぁ・・・」


疾風の如く女の横を過ぎ去った俺は達成感に満ち溢れていた。

電柱のそばでガッツポーズの嵐、アメアラレ、サンライズ日本であった。



男「すいませーん、アンケートです」

俺「3分を争って、、」

男「1分ぐらいなんで〜」

(何!?短縮されてやがる!!合言葉3分を忘れた駄目男か、貴様!!)

 


力と技のある男に俺はつかまり、渋々アンケートに答えた。

なんだかすっきりしない戦いだったが、上には上が居るという事をまざまざと見せ付けられたような敗北感を味わった。

あの男・・・いつか倒してやるからな。。


           TYPE S

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