そうだった、お前は確かにそういう奴だ
2004年3月7日 〜思い出笑い〜 高校の時にフシコと言う奴が居た。
フシコは一部の奴からフッシーとヨッシーみたいに言われていたが、フシコにオンブしてもらっても、決して「フッシー!」とフシコは言わない奴だった。
フシコは1年中全く髪型が変わらない奴であった。
常に誰よりも短髪であり、眉毛から下に髪の毛がいく事も、耳が隠れる事もないクセ毛の女の子であった。
そんなフシコは想像通りクラスの人気者ではなかった。
ある日。
体育大好きなTYPE Sは体育の時間が楽しみであったが、マラソン、水泳、ダンス。
この3つの中からの選択には頭を悩ませた。
しかし、俺は思い切ってダンスを選らんだ。
そうやん!平成のフッ君めざそうや!
と友達と盛り上がろうとしたが、
俺はヤッ君派やから、すまん。
と断られた。ふざけんな!俺もフッ君好きちゃうわ!!
と心底思ったが、内気なTYPE Sはその言葉をぐっと堪えた。
そして、体育。
つまりダンスの日である。
何故か、俺の頭に描いていたSMAP的ダンスではない、社交ダンスが開催された。
ってことは、あれか?
あの手と手を組んで何や踊るやつか?
ってことは、あれか?
可愛い女の子やったらラッキー!!
顔のパーツの配置がおかしい子やったら、しょーーっく!!
ってやつか?
ってことは、神のみぞ知るってやつか、おえ!!
俺のパートナーはフシコだった。
俺とパートナーになったフシコは微妙、いやむしろ絶妙に笑っていた。
フシコはキャイーンの天野の様な眼鏡をしているので、遠まわしにウドのカタワレなどと呼ばれていた。
そのフシコが今、俺の目の前で絶妙に笑っている。
そんなフシコが一言
「自分とペア嫌やわ〜、何かちゃんとやらなそーやし」
ふざけるな、フシコ!!
お前は何か、あれか?俺がおふざけ社交をするとでも思ってんのか!?
その原因はお前やろ!社交を遮断したい理由は君でしょう!
君のその天野っち眼鏡のせいじゃないのか!
フシコ「あーあ」
なめんな!ため息か、おぇ!!
お前の頭は何や、ソフトクリームか?それとも蜂の巣か?
ロン毛になってから文句を言え!!!
と内気な俺は心で密かに思っていたのだが、到底声にだせるわけもなくフシコの言い分をのんでやった。
色白なクセにそんな発言するとは。
お前は一生、舞妓にはなれんわ!!
小麦粉かぶった女どまりだ、この野郎!
なんてひどい事は思わなかったが、フシコは確実に俺の心を厚底サンダルで進入してきた。
おそらく、そのせいで、今こうしてフシコの話をしてしまったのだろう。
俺は何気なく寂しくなった。
机の上にあった、意味不明などこのメーカーかも分からん飴を食べてみた。
甘っ!!!
俺の中学の時の考え方より甘いやん!!
初タッチで断念した俺はゴミ箱に吐き出した。
フシコのせーだ。
いや、そんなんは思わんかったけどな。うん。
飴は返していただきたい。
TYPE S
フシコは一部の奴からフッシーとヨッシーみたいに言われていたが、フシコにオンブしてもらっても、決して「フッシー!」とフシコは言わない奴だった。
フシコは1年中全く髪型が変わらない奴であった。
常に誰よりも短髪であり、眉毛から下に髪の毛がいく事も、耳が隠れる事もないクセ毛の女の子であった。
そんなフシコは想像通りクラスの人気者ではなかった。
ある日。
体育大好きなTYPE Sは体育の時間が楽しみであったが、マラソン、水泳、ダンス。
この3つの中からの選択には頭を悩ませた。
しかし、俺は思い切ってダンスを選らんだ。
そうやん!平成のフッ君めざそうや!
と友達と盛り上がろうとしたが、
俺はヤッ君派やから、すまん。
と断られた。ふざけんな!俺もフッ君好きちゃうわ!!
と心底思ったが、内気なTYPE Sはその言葉をぐっと堪えた。
そして、体育。
つまりダンスの日である。
何故か、俺の頭に描いていたSMAP的ダンスではない、社交ダンスが開催された。
ってことは、あれか?
あの手と手を組んで何や踊るやつか?
ってことは、あれか?
可愛い女の子やったらラッキー!!
顔のパーツの配置がおかしい子やったら、しょーーっく!!
ってやつか?
ってことは、神のみぞ知るってやつか、おえ!!
俺のパートナーはフシコだった。
俺とパートナーになったフシコは微妙、いやむしろ絶妙に笑っていた。
フシコはキャイーンの天野の様な眼鏡をしているので、遠まわしにウドのカタワレなどと呼ばれていた。
そのフシコが今、俺の目の前で絶妙に笑っている。
そんなフシコが一言
「自分とペア嫌やわ〜、何かちゃんとやらなそーやし」
ふざけるな、フシコ!!
お前は何か、あれか?俺がおふざけ社交をするとでも思ってんのか!?
その原因はお前やろ!社交を遮断したい理由は君でしょう!
君のその天野っち眼鏡のせいじゃないのか!
フシコ「あーあ」
なめんな!ため息か、おぇ!!
お前の頭は何や、ソフトクリームか?それとも蜂の巣か?
ロン毛になってから文句を言え!!!
と内気な俺は心で密かに思っていたのだが、到底声にだせるわけもなくフシコの言い分をのんでやった。
色白なクセにそんな発言するとは。
お前は一生、舞妓にはなれんわ!!
小麦粉かぶった女どまりだ、この野郎!
なんてひどい事は思わなかったが、フシコは確実に俺の心を厚底サンダルで進入してきた。
おそらく、そのせいで、今こうしてフシコの話をしてしまったのだろう。
俺は何気なく寂しくなった。
机の上にあった、意味不明などこのメーカーかも分からん飴を食べてみた。
甘っ!!!
俺の中学の時の考え方より甘いやん!!
初タッチで断念した俺はゴミ箱に吐き出した。
フシコのせーだ。
いや、そんなんは思わんかったけどな。うん。
飴は返していただきたい。
TYPE S
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