ピク

2004年4月27日 -Reality Mode-
先ほどの対決であまりにもそっけなく終わってしまったために
違った意味で大反響がSよりかけられたため、連投いたします。

ぇーあれは高校3年の時やったな。

うちらのクラスはそのときはタブン伝統的ないちまつ模様というのか?

男女交互に座っていてん。

廊下側の席の前から2番目の席にE田くん。

んで、廊下側から2番目の列の前から3番目に俺。

そして、俺の2個前、つまり1番前に座っていた、この問題の当事者O田くんである。

ある授業でのことやった。

一番前で余裕の爆睡をこくO田。

さぞかし気持ちよくなって、どんどん深い眠りに入っていこうというところであったのであろう。

こともあろうか、一番前の席でピクついてしまったのである。

いや、もぅ、隠しようがないほどに。

右斜め後ろに向かって、立ち上がってしまったのである。

一瞬何が起きたかわからないO田自身がそこにはいた。

しかし、何の動作も無い状態からの瞬時の行動とイスを吹っ飛ばした騒音により注目の的である。

寝起きで目がうつろの彼に視界に入ったのは、そう、目の前のE田くんだけであったに違いない。

俺はもちろん凝視しているのだが。

少しして、彼の中では、けっこうな時間だったとおもうが、現実の世界では0.03秒に満たない速度で彼は素晴らしい言い訳を発案した。

どうあがいても、逃れられないことをまだ彼は知らない。











「昼休みの時間何時からだっけ?」













問い掛けられビビるE田。

常にあほな彼でも

「12時20分・・・」

と答えるのがやっとだった。


うまくごまかせたと思って、席につくO田。
何年間この高校に通ってきたのであろう、昼休みの時間も未だに覚えられないのか。



いや、違う。


そんな事で飛び上がる人間はいない。



どんなに急いで購買に焼きそばパンを求め走るつもりなのだろうか。


ピクついたという時限の話ではなかった。





ふと切れて、いきなり生徒会長に立候補するぐらいの勢いであった。







その後、残念ながらこれを弱みとして俺に握られることになった。

Type Re:れ?

コメント